しょうぞく

しょうぞく
I
しょうぞく【小賊】
こそどろ。
II
しょうぞく【戕賊】
傷つけて殺すこと。 そこない傷つけること。

「天下の正理~せられて/民権自由論(枝盛)」

III
しょうぞく【晶族】
結晶を, 結晶形態のもつ回転・鏡映などの対称の要素の組み合わせによって分類したもの。 三二種ある。 結晶族。 結晶類。 数学では点群と呼ぶ。
IV
しょうぞく【装束】
〔古くは「そうぞく」とも〕
(1)特別の場合のための, 整った一そろいの服装。 衣冠・束帯・直衣(ノウシ)など, 一定の法式にかなった装い。 また, それで盛装すること。 身じたくすること。 いでたち。

「晴れの日のための~」「白~」

(2)衣服。 着物。

「わらはが~のあるをば取て, いかならん僧にも取らせ/平家 9」

(3)衣服を身に着けること。 装うこと。 そうずく。

「季通も~してゐたり/宇治拾遺2」

(4)室内・庭・車などを飾ること。 また, その飾り。

「極(イミジ)く~仕たる女車の乗り泛(コボ)れたる/今昔24」

V
しょうぞく【装束く】
〔名詞「装束」の動詞化。 「そうぞく」とも〕
装束を身に着ける。 装う。 そうずく。

「軽びやかに~・きたる男一人寄り来りて/今昔23」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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